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インタビュー
長年にわたって蓄積したノウハウを活かし、問題解決に取り組んでいます
弁護士法人松本・永野法律事務所はどのような事務所ですか。
当事務所は60年以上の歴史があり、現在は福岡県内に4拠点(福岡市・久留米市・朝倉市・大牟田市)、長崎県内に1拠点(長崎市)あります。私は2022年9月まで久留米事務所に在籍し、それ以降は福岡事務所に在籍しています。
60年以上にわたる豊富な知識と経験をもとに、依頼者に対して親身に対応することが事務所のモットーです。複数の拠点を設けたり、初回相談を無料にしたりするなど、悩みを抱えている方が弁護士にアクセスしやすい環境づくりにも取り組んでいます。
事務所ならではの強みや、他の事務所との違いは何ですか。
長年にわたって蓄積してきた知見を問題解決に活かせることは、当事務所の強みだと思います。
事務所間でノウハウを共有していますし、過去に取り扱った案件の資料も必要に応じて参照できます。法的に難しい論点があるケースや複雑な手続きが必要なケースも、過去の資料を見ることで解決のヒントを得られることが多いです。
もう1つの強みは、弁護士の人柄だと思います。全拠点合わせると、13名の弁護士が在籍しています。裁判所に提出する書面の緻密さや依頼者との接し方に触れるたび、皆さん本当に仕事が丁寧だなと感じます。「もし自分が悩みを抱えたら、こういう弁護士に相談したい」と思える方ばかりです。
依頼者の気持ちに寄り添い、じっくり話を伺います
離婚の分野に注力している理由を教えてください。
当事務所には、個人・法人問わず様々な相談が寄せられます。離婚は誰にでも起きうることであり、法的に難しい問題も多いため、弁護士によるサポートが重要な分野だと考えています。皆様のお役に立てる分野の1つとして力を入れています。
離婚についてよくある相談を教えてください。
離婚したい、あるいは離婚を求められているけど、どうすれば良いかわからない。離婚条件の話し合いがまとまらない。離婚後に子どもに会わせてもらえない。養育費を払ってもらえない。こういったご相談が多いです。
離婚案件を手掛ける上で心がけていることを教えてください。
依頼者のメンタルケアにも配慮し、丁寧に話を聞くようにしています。離婚問題の当事者は、数年から十数年、場合によっては数十年にわたる様々な思いを抱えています。気持ちに共感しつつ、じっくりと耳を傾けて、冷静に事実をヒアリングすることを心がけています。
依頼者の希望を実現するために最善を尽くすことが弁護士の役割ですが、ときには厳しい見通しを伝えなければならないこともあります。その場合でも、ただ「あなたの要望は通りません」と突き放すのではなく、なぜ難しいのか、法的な根拠を示して丁寧に説明するようにしています。
納得してもらえるまで説明をした上で、他に考えられる選択肢を提示します。どの選択肢が依頼者にとってベストなのか、対話を重ねながら一緒に検討していきます。
依頼者とのコミュニケーションを大切にされているのですね。
はい。依頼者の話の中から、有利な事情や解決の糸口が見えることも多いので、時間をかけて聞くようにしています。私は元々、人と話したり、人の話を聞いたりすることが好きなんです。私と話すことで少しでも依頼者の気分が晴れるように、気持ちに寄り添った対応を心がけています。
依頼者とは連絡もこまめに取るようにしています。ちょっとした疑問や不安が浮かんだらすぐに連絡してもらえるように、メール・電話だけではなくLINEもツールとして使っています。
「電話は緊張する」「メールは堅苦しい感じがして苦手」という方でも、LINEなら比較的気軽にやりとりでき、写真などの共有も簡単です。もちろん、込み入った話やニュアンスが伝わりづらいような場合は電話で話しますし、必要であれば対面での打ち合わせもします。
離婚案件のやりがいは何ですか。
依頼者の希望が叶う形で解決をして、感謝のお言葉をいただいたときでしょうか。
離婚はネガティブに捉えられがちですが、必ずしも悪いものではないと思っています。この先何十年もモラハラやDVに耐えたり、ギスギスした生活を続けるよりも、離婚して新しい人生を始めた方が、本人にとってメリットがある場合も多いです。
新しい人生のスタートを良い形で切れるようにお手伝いできるところは、離婚案件のやりがいだと思います。
離婚は人生における大きな出来事です。1人で抱えず、気軽にご相談ください
離婚について弁護士に相談・依頼するメリットを教えてください。
離婚にあたっては、離婚するかどうかだけではなく、財産の分け方や親権、養育費の金額など、決めなければならないことがいくつもあります。夫婦だけで話し合って決めようとすると、相手から不合理な条件を押し付けられて拒否できなかったり、不合理だと気づかずに受け入れてしまったりする可能性があるため、法律の知識が必要となります。
弁護士に相談していただければ、法律上の権利や義務について説明し、どのような条件を取り決めることが適切かをアドバイスすることができます。相手に対してご自身で主張することが難しい場合は、依頼していただければ、弁護士が代わりに交渉したり、調停で代理人として対応したりすることも可能です。
早めに相談するメリットと、相談が遅れるデメリットを教えてください。
相談が早いほど、採りうる選択肢が多いことは大きなメリットです。相談が遅れてしまうと、採りうる選択肢が狭まり、希望が通らなくなることもあります。
「まだ離婚するかどうか迷っている」「自分がどうしたいのかわからない」という段階の方も、一度弁護士と話してみることで状況を整理できます。今後進みたい方向性がはっきりすることは、とても大きな前進です。
相談後、必ずしも依頼しなければならないわけではないですし、アドバイスを参考にご自身で離婚に向けた手続きを進める方もいます。
また、弁護士が介入すべきかどうか、もう少し様子を見た方がよい場合は、「こういうタイミングでまた相談に来てください。依頼が必要かどうかはそのときに改めて考えましょう」とお伝えしています。実際に、最初の相談から2年ほど経って依頼していただいたケースもあります。
先生に相談したい場合は、どのようにすれば良いでしょうか?
電話か弁護士ドットコムのWebフォーム、またはHPからご予約ください。業務時間外でもコールセンターのほうで対応するので、24時間いつ連絡していただいても構いません。
離婚について悩み、弁護士への相談を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。
弁護士に相談することは決してハードルが高いことではありません。心配せず、どのような悩みも率直にお聞かせください。相談にお越しいただければ、まずはゆっくりお話を聴いて、解決に向けてできることをアドバイスします。相談後、少しでも前向きな気持ちになっていただけるよう、明るく親しみやすい対応を心がけています。
離婚は人生における大きな出来事です。1人で悩まず、弁護士のアドバイスを受けることで、ご自身の未来にとってより良い選択ができると思います。ぜひ一度ご相談ください。