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インタビュー
打ち合わせに時間をかけ、丁寧に情報を引き出す
事務所を設立した経緯を教えてください。
弁護士になった当初から、いずれは自分の事務所を持ちたいという思いがありました。経験を積むためにまずは東京都内の事務所に入所し、離婚や相続、交通事故など様々な案件の解決に取り組みました。
6年間勤務する中で支店長も任せてもらい、1人でやっていける自信がついたタイミングで独立し、現在の事務所を立ち上げました。
すべての責任を自分で負うという環境は人を変えるのか、仕事に一層やりがいを感じるようになりましたし、依頼者への向き合い方も変わってきたように思います。もちろん、ここまで育ててくれた前の事務所には本当に感謝しています。
事務所として大切にしていることを教えてください。
依頼者の話をよく聞くことです。ただ黙って聞くだけではなく、「どうしたら依頼者が話をしやすくなるのか」「どうしたら解決のために有利な情報を聞き出せるか」といったことを考えながら、適宜こちらから質問してできるだけ多くの情報を引き出していきます。
依頼者自身が「重要ではないから話さなくていいだろう」と思っている情報こそ、法的にとても重要で解決のカギを握っているケースもあります。そういう情報は、なかなか依頼者の意識にのぼらないこともあるので、時間をかけて丁寧に記憶を掘り起こすようにしています。
大事なことを聞き逃さないように、打ち合わせには時間をかけることが多いです。
依頼者の満足度を高めるためにおこなっていることはありますか。
こまめに連絡を取り合っています。弁護士から何も連絡がないと、「自分の案件は今どうなっているのだろう」「放っておかれているのではないか」と心配になりますよね。依頼者を不安にさせないために、少しでも進捗があれば必ず報告しています。
悩みを受け止めて、より良い未来を切り開く力になりたい
どのような想いから、離婚案件に注力しているのですか。
夫婦の3組に1組は離婚するとよく言われるように、今や離婚は珍しいことではありません。私の周りにも、離婚を経験した人は何人もいます。
以前、かなり親しくしていた友人が離婚したのですが、報告を受けるまで、彼が夫婦関係に悩んでいたことに全く気づけなかったんです。そのときに、どれだけ仲が良い相手でも、離婚の相談はなかなかできないのだなと知りました。
私のもとに相談に来る方も、家族や友人に相談できず、ずっと1人で悩んでいたという方が少なくありません。
離婚は人生における重大な決断であり、乗り越えるためにはパワーも必要です。そんなときに力になれる数少ない存在が弁護士だと考えています。依頼者の気持ちに寄り添い、最善の選択肢をともに考え、より良い未来を切り開くサポートをすることにやりがいを感じています。
離婚案件を手がける上で心がけていることを教えてください。
言葉の選び方に配慮しています。弁護士に相談に来る方は、悩みを抱えて気持ちが沈んでいる方が多いですが、離婚について悩んでいる方は特にその傾向が強いです。
皆さん、心身ともにかなりダメージを受けているので、私が何気なく発した一言が心に突き刺さってしまうこともあるかもしれません。他の分野の案件を手がけるときよりもいっそう、伝え方や言葉の選び方には気をつけています。
相手方との交渉を代行し、依頼者をストレスから解放
離婚について弁護士に依頼するメリットを教えてください。
不本意な条件で離婚する事態を避けられることです。
離婚する際には、財産分与や養育費、面会交流などの条件を決める必要があります。これらを当事者間で決めようとする場合、「とにかく早く離婚したい」という思いが先走ったり、ストレスで冷静な判断ができなかったりして、相手が提示する不利な条件を受け入れてしまうケースがよく見られます。
不利な条件で合意すると、適正な額の財産分与が受けられず経済的に困窮したり、面会交流がスムーズに実施できなかったりと、離婚後の生活にネガティブな影響が出る可能性があります。そして、一度合意した条件を後から撤回することは難しいです。
離婚案件の経験が豊富で、冷静な第三者である弁護士を間に入れることによって、夫婦の事情に応じた適切な条件を判断することができます。弁護士が依頼者の代理人となり、財産分与や養育費の金額、面会交流の条件などについて、法律のルールに基づいて相手方と交渉を進めていきます。
相手方とのやりとりを任せられることも、依頼者にとっては安心ですね。
そうですね。これから離婚しようという相手と話し合って、細かいことを決めるのは大きなストレスです。DVやモラハラを受けているような場合はなおさらでしょう。弁護士に依頼すれば、相手方とのやりとりを全面的に任せられるので、精神的な負担がかなり軽くなると思います。
それまでは相手方に抑圧されて自己主張ができなかった方も、弁護士に依頼してストレスから解放されることで、自分が本当はどうしたいのかを冷静に考えられるようになります。落ち着いて判断できる状況を整えた上で、どのような条件を設定することがベストなのか一緒に考えていきましょう。
弁護士は依頼者の絶対的な味方になりますので、1人で闘う不安や孤独に陥ることはありません。人生の岐路において味方がいること、しかも専門知識と経験に基づくノウハウを持った味方がいることは、とても重要だと思います。
初回相談無料。時間を気にせずじっくりお話しください
先生の事務所の強みを教えてください。
連絡の取りやすさです。当事務所では、最初の電話対応から事件終了時まで一貫して私が1人で対応しています。弁護士が多数所属している大手の事務所では、事務のスタッフを経由しないと弁護士と話せないようなところもありますが、当事務所では常に私と直接やりとりできます。
依頼者から問い合わせがあればすぐに折り返すことを徹底し、「弁護士と連絡が取れなくて困っている」といったコミュニケーション上のストレスを感じさせないように意識しています。
先生に相談したい場合はどのようにすればよいでしょうか。
まずは、ホームページのメールフォームか電話で予約をお願いします。当事務所は初回の相談は60分無料で承っています。時間は一応60分に設定していますが、じっくりお話を伺うので、60分を超えることもよくあります。もちろん、延長料金は発生しませんのでご安心ください。
依頼者は、勇気を出して私に連絡し、辛い状況や他の人には言いにくい悩みを一生懸命に話してくれています。そのような方に対して、時間だからと中途半端に話を打ち切るようなことはしたくないんです。
最後に、離婚について悩んでいる方に向けてメッセージをお願いします。
少しでも不安に思うことや悩みがあれば、まずは気軽にお問い合わせください。当事務所では初回相談無料ですので、費用の心配はご無用です。
相談したからといって、必ず依頼しなければならないわけではありません。初回相談でアドバイスを受けることで解決する問題もあります。今はまだ依頼する段階ではない場合はその旨をお伝えし、「こういう状況になったら依頼をご検討ください」と見通しも丁寧に説明します。
1人で悩んでいると、心の負荷がどんどん増していきます。抱えている荷物を軽くするお手伝いができればと思いますので、ぜひ一度ご相談ください。